自立した食生活を支える食事 vol.22

高齢者はなりやすい?脱水症。脱水症は体内の体液が失われた状態のこと                     

本人も気がつかない間に隠れ脱水になっています。脱水症は体液が失われた状態です。単なる水不足ではなく、ミネラルの一つであるナトリウム(塩)と水分が同時に不足している状態のことです

体液が不足することで、酵素や栄養素がうまく運ばれない、老廃物が排出されない、体温をうまく調節できないなどの問題が生じてしまいます。脱水症になりかけているにも関わらず、有効な対策がとれていない状態を隠れ脱水と呼んでいます

高齢者が脱水症になりやすい5つの理由を紹介します

①身体の感覚の鈍り—-水分摂取不足(身体の感覚が鈍ることで、のどや口の渇きを感じにくくなる)

②食欲や嚥下機能の低下—-水分摂取不足(食事の量が減り、水分が不足しやすくなる)

③トイレに行く回数を減らすために水分を取らない—-水分摂取不足(水分をとるとトイレに行きたくなってしまうという考えが働く、また、トイレの回数を減らすために水分をとらない)

④薬剤の影響—-水分喪失増加(利尿作用を含んでいる薬剤を飲んでいる方は、尿の量が増えて体液が減少しやすくなります)

⑤筋肉の減少による身体の水分量の減少—-水分喪失増加(高齢者は筋肉量が減りがち、身体の体液も減ってしまいます)

日頃からできる脱水症予防方法

1日に必要な水分量を知る。1日で失われる水分量は、高齢者で約2500mlです。一般的に高齢者は食事以外で1日に1000~1500mlの水分が必要です

定期的な水分補給をしましょう! 嚥下障害の方は、ゼリーで水分補給をしたり、液体にとろみをつけるなど工夫してみましょう

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